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2017年10月22日日曜日

第117回定例会 活動報告


2017.10.21に整形外科リハビリテーション学会滋賀支部第117回定例会が開催されました。今回は30名の先生方にご参加いただきました。



内容は、あずま整形外科の山内辰也先生による「肩関節の触診ー腱板疎部・小円筋ー」の触診レクチャーと、城北整形外科クリニックの三倉一輝先生による「肩関節前方部痛について」のレクチャーが行われました。

 



 触診レクチャーでは、骨のランドマークとして、烏口突起・大結節(上面・中面・下面)・小結節、靭帯・筋の触診として、烏口肩峰靭帯・腱板疎部(烏口上腕靭帯・上腕二頭筋長頭腱)、小円筋について機能解剖の確認と実技練習を行いました。
  


  
 続いて、肩関節前方部痛についてのレクチャーでは、インピンジメントに対する原因を肩甲上腕関節由来と肩甲胸郭関節由来に分類し、評価により原因組織を特定する考え方について説明がなされました。また、実技では肩甲上腕関節由来のインピンジメントに対する評価として、大結節の入り込みと3rd内旋ROM測定を行い、アプローチとして、小円筋のリラクセーションと後方関節包のストレッチングを行いました。








ご参加くださいました先生方、レクチャーをしてくださった先生方、誠にありがとうございました。


次回の定例会は、

11月25日(土)

テーマは、肩甲胸郭関節由来の肩関節障害について です。

来月も多くの先生方にご参加いただけるのを楽しみにしております。


投稿者: 奥山智啓